みなさんこんにちは
冬乃春雨です!
「彼と価値観が合わなくて喧嘩してしまった!」
「彼女に価値観が合わないからと振られた」
「価値観の違いってどうしても解決できないものなの!?」
この記事は以下のように構成されています。
・なぜ価値観が合わないのか?
・価値観が合わない正体
・価値観が合わないときの解決策
恋愛において価値観でかなり重要な事だと思ってる人は多いと思います。
男性も女性も「自分の価値観と合うから」といって付き合うこともあるほどです。
しかし「価値観が合うから」付き合ったのに、価値観が合わないから別れるという不思議な状況もあります。
人間関係がうまくいかない原因と解決策をまとめた記事がありますので木になる意図はこの記事と一緒にみてみてください。
- 人間関係がうまくいかない人の原因は1つしかない話【解決策あり】
- 人間関係がうまくいかない人の原因について解説しています。人といると疲れてしまう人や人間関係に悩みがある人は何が原因で人間関係が呻くいかないのか、その悩みを解決するためにするべきことを解説しています。
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今回は価値観が合わない正体とその解決策を紹介したいと思います!
それでは〜…

目次
なぜ価値観が合わないのか?
そもそもなぜ価値観が合わないのか?
まずは価値観とは何かを知る必要があります。
価値観とは「自分の中だけに存在する判断基準やルール」です。
部屋には可愛い置物を置きたいなぁ。
料理はあんまり得意じゃないし、コンビニで!
家の中だけなんて疲れちゃう、絶対アウトドア!
こう思う人もいれば、全く真逆のことを思う人もいます。
ポイントは「自分の中だけに存在する」という部分です。
相手に自分の価値観は90%以上当てはまりません。
例えば2人の趣味が映画鑑賞だとします。
そこの価値観は合っているけど、「見たいと思うものが違う」、「注目したシーンが違う」「感想が違う」など深掘りしていけば合わない部分はかなり出てきます。
ここで疑問に思うのは、なぜ価値観が合わないのか?
映画の趣味は合っているのに細かいところを見ていくと違う点がいっぱいある。
理由として、価値観は育った環境によって変わっていきます。
考えてみれば、「育てた親も先生も友達も先輩、後輩、上司も」何もかもが全て違うのに価値観だけ一緒のはずがありません。
またもう一つ「価値観が合わないと思ってしまう」理由があります。
それは価値観が合うことを前提としているからです。
恋人になるには少なからず、「相手と合うな」と思ったから付き合ったと思います。
だから価値観が合わない部分を見つけると「裏切られた!価値観が違う!」などと思ってしまったりするんです。
価値観が合わない方が確率的に多いのに「価値観が合うことを前提としている」ことが原因だと考えます。

価値観が合わない正体
では価値観が合わない正体というのはなんなんでしょうか?
いや「育った環境と価値観が合うが前提」だからじゃないの?
と思うかもしれませんが、この2つは「価値観は元々合わないものだよ」と説明しただけで根本的な解決にはなっていません。
本当に解決するためには「合わない価値観とどう向き合うか?」を考えなければなりません。
結論から言うと「価値観が合わない正体はコミュニケーション不足」です。
しかしただのコミュニケーションではありません。コミュニケーションには種類があります。
その種類を知ることによって相手とどのようなコミュニケーションを取ればいいかがわかります。
価値観が合わない相手とのコミュニケーション
では具体的にどのようなコミュニケーションを取ればいいのか?
それは「容認するコミュニケーション」をすることです。
これだけ聞いてもわけわからないと思うので解説すると、
コミュニケーションには全部で3段階あると人々は漠然的に思っています。
1段階目は「知るコミュニケーション」
初めましての人やあまり知らない人に対して相手のことに関する質問をしたり、自分のことを知ってもらうためのコミュニケーションです。
そのため、この段階のコミュニケーションは「知ること」が目的となります。
2段階目は「理解するコミュニケーション」です。
相手が何が好きで何が嫌いなのかを理解して、さらに深く相手のことを知るコミュニケーションと思ってください。
相手を理解して行動を決めたり、発言に気を使ったりする段階です。
もちろんこのコミュニケーションの目的は「相手を理解すること」です。
3段階目は「共感するコミュニケーション」です。
理解するコミュニケーションをして、自分にもそれが当てはまった時、「理解できる!」と思った時、「共感する」コミュニケーションが生まれます。
この段階で付き合うカップルが多いと思います。
コミュニケーションはこのように段階に分けられていて、私たちは無意識にこれを行なっています。
しかし「理解できたら」共感するコミュニケーションに移行するけど、「理解できなかったら」どうなるか?
「共感できないコミュニケーション?」と疑問に持つと思います。
ここで満を辞して登場するのが「派生段階である容認するコミュニケーション」です。
下の図の3段階は無意識下で行なっているのでできる人は多いです。

しかし派生段階の「容認するコミュニケーション」は意識して行わなければならず、多くの人ができないコミュニケーションです。

価値観と容認するコミュニケーション
それでは「価値観の違い」と「容認するコミュニケーション」がどのように関わってくるのか?
頭のいい人なら予想はつくのでは無いでしょうか?
価値観が合わないと嘆いているのは、共感できないコミュニケーションに陥っています。
自分の考えが全てであり、自分と同じだと思っていた相手に裏切られたと勘違いし、相手の本当の意見に耳を傾けることなく価値観が合わないと嘆いている。
それではパートナーとうまくいかないでしょう。
必要なのは相手の価値観を認めるコミュニケーションをすることです。
相手が彼氏が「プラモデル好き」と言ったら、「そんなゴミ作って何が楽しいの?」って思ってしまう人もいると思います。
別に共感する必要もないし、理解する必要もありません。
ただ、自分の好きな人の好きな物や大切なものを一緒に大切にしてあげてください。
「理解はできないけど、相手が楽しそうならいいか」と相手の価値観を認めることがとても重要です。

価値観が合わない時の解決策
それでは容認するコミュニケーションがどんなものかわかったところで具体的にどのようにコミュニケーションを行えばいいのか?
それはお互いの「価値観の核」まで潜ることです。
その価値観が築かれるまでに必ずその原因となる出来事があるはずです。
それを思い出しながら、言語化していきます。
例えば、「なんでアウトドアじゃなくてインドアなの?」
「うちは小さい頃からよく出かけてて、旅行もよく行ってたけど、逆に今は家に篭っていたいって気持ちが強い。」
「なるほど、こっちもよく出かけてたけど、今もそのまま出かけるのは好きだなって思う」
こんな感じですね。
でもこれだとなんの解決にもなっていないので、どのように解決するかというと大きく分けて2パターンあります。
- どちらかに合わせる
- 妥協案を考える
この2つです。
「どちらかに合わせる」のは1ヶ月お試し期間としてこれをやってみよう!と実験してみることをお勧めします。
そうすると自分でも案外良かったりするし、やっぱりダメだと思うこともあります。
そこで大切なのは妥協案です。
お互いが納得できる領域まで譲歩し合うことをします。
上の「アウトドアかインドアか」であれば、
- 土曜出かけて、日曜家
- 昼間出かけて、夜は家
- 一緒に出かけても自分の時間を作る
- 出かけたい人が行く場所を自分で決めるが、出かけたくない人は行く場所に文句を言わない
こんな感じですね。
自分のして欲しい!やりたい!だけを押し付けるとただの自分勝手になるだけですので、お互いに納得のいく話し合いをするべきでしょう。
一緒に居たいなら、一緒に居る努力が必要です。
めんどくさ!と思うかもしれませんが、育った環境全てが違うのですから当たり前です。
親でもないし兄弟姉妹でもない。
気遣いをしながら自分の意見をお互い伝え合いましょう。
しかし相手の意見を聞くのにもある程度の技術が必要です。なので聞き上手になる方法を書いた記事を貼っておきますので一緒にご覧ください。
- 【聞き上手になる方法!】これを実践すれば確実になります
- 聞き上手になる方法を知りたい!聞き上手になるには7つのポイントを押さえると相手から聞き上手だなと思われるような人間になることができます。そして聞き上手とは何が大切なのかも解説しています。
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恋愛の価値観のまとめ
いかがでしたか?
今回は価値観が合わない正体について解説していきました。
価値観が合わないのは「容認するコミュニケーション」の不足です。
そして自分の価値観の押し付けになっています。
そのために相手を認め、自分の価値観と折り合いをつけていきましょう。
しかしこれは自分だけが取ろうとしてもダメです。パートナーともまた同じ意識を持ってコミュニケーションを取る必要があります。
容認するコミュニケーションをとって、パートナーと仲間か一緒に入れるように頑張ってくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!