みなさんこんにちは
冬乃春雨です。
「イラストの勉強をしたい」
「だけどどんな本がいいのかわからない」
「本選びで失敗したくない!」
そんな人のために今回は実際に使用してよかった技法書やイラストを描くのに参考になった本を紹介していきたいと思います。
紹介する前に技法書などを読むにあたって大切なことを描いていきますのでそちらも一緒に読んでくださいね
早速紹介していきたいと思います。
それでは〜・・・

目次
なぜイラストの描き方本を買うといいのか理解しよう!
ますなぜ本を買ってイラストの練習をしていくのか、その意味について理解しておいたほうが、今後の成長スピードが格段に上がります。
早速結論から言うと、「新たな発見をするため」です。
なぜ「新たな発見」が必要なのか?
まず技法書などの購入を検討している人は少なからず向上心があります。
「より良いイラストを」「もっと綺麗なイラストを」と、常によくあろうと努力できる人です。
そこで実際に向上していくために何が必要かというと、それが「新たな発見」なのです。
イラストが上達していくにはそれまでの自分の殻を破る必要があります。
その殻を破るために「新たな発見」はその起爆剤になります。
だから技法書を学び効率的に技術を吸収するには「自分ができないことを素直に認め、取り込んでいくこと」が大切です。
それでは実際に「新たな発見」が可能かどうかの視点でおすすめの本を紹介していきたいと思います。

キャラの描き方で初心者におすすめな本
【デジタルイラスト「身体」描き方辞典】
この本は「キャラクターを描く上での体の描き方」を学ぶことができます。
この本を買うべき人はどんな人か?
- 顔の輪郭が描けない人
- 体のバランスが悪くなってしまう人
- 腕や足の構造がわからない人
体などの構造が複雑になっている物を描く時に自分の力だけで何かを見ながら描こうとすると、ポイントがわからずに何度描いても納得できない仕上がりになってしまいます。
しかしこの技法書を買えば、ポイントを押さえながら描くことができるし、手順も細かく描いてあります。
なので初心者の人でもイラストの上達を手伝ってくれるんです!
特におすすめな練習方法としては一つずつパーツを練習するのではなく、「本を読みながらキャラクターを一体完成させる」方法です。
練習ばかりしていても面白くないですから、最初からキャラクター全身描いてしましょう!
完成したらどこが変かな?と見直せば良いのです。
ぜひ買ってみてはいかがでしょうか?
購入はこちらから!→デジタルイラストの「身体」描き方事典 身体パーツの一つひとつをきちんとデッサンするための秘訣39!!【デジタルイラスト「塗り」辞典】
こちらの本は様々な塗り方が収録されたおすすめの本です!
この本を買うべき人は以下の通りです。
- 塗り方がわからない
- いろんな種類の塗り方を試したい
- 初心者で塗りのことが全くわからない
そんな方におすすめなイラストの本になります。
初めてデジタルをやる人って今まで鉛筆やシャーペンで描くくらいで、塗りの練習をしてこなかった人が多くいると思います。
なのでいざデジタルペイントしてみるとなんかうまくいかないということが起きてしまいます。
そこでどのような手順で描いていけばいいかを記したこの「塗り」辞典なら初心者の方でもしっかり学ぶことだできると思います。
このおすすめした本での学び方は「模写」です。
自分が塗りたい塗り方をしっかり読み込みながら丁寧に模写をしてください。
間違っても本を読んでオリジナルキャラを描く!なんてことはしないでくださいね。
それでは上達するものも上達しませんからね。
塗りに自信がない人は購入検討をおすすめします!
購入はこちらから!→デジタルイラストの「塗り」事典 CLIP STUDIO PAINT PROで描く! 多彩な描画のテクニック56 (デジタルイラスト描き方事典)まずは真似をして書き方を覚えていくことが重要です。模写の重要性について描いてある記事がありますのでご覧ください。
- なぜ模写が重要なのかその理由を徹底解説!
- 模写が重要と言われる中でその理由を知っている人はいますか?その理由を知っている人は少ない。しかしその理由を知っていると模写の効率が非常によくなる。一回の模写で得るものがたくさんあります。今回はなぜ模写が重要なのかについて解説していきたいと思います。
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【キャラ塗り上達術決定版】
こちらの本はかなりオススメの本になります。
特にキャラクターはある程度描けるようになったけど色の塗り方がよくわからないという人向けですね。
「身体」「服装」共に描き方の本になっているので、実際の塗り方は載っていません。
それをカバーするのにはこの本が最適ですね。
複数の絵師さんがの絵を元に構成されたものです。
- 月森フユカ
- 玄米
- 美和野らぐ
- 吉村拓也
- 紅木春
- 青紅
- 吉岡愛理
- 江川あきら
- 鈴城敦
- 珠樹みつね
この10人の絵師さんの塗り方を解説した本になります。
この本の一番の魅力は・・・
よくある技法書のような「いやいや、そこ知りたいのにとばさないでよ!」というものは一切ありません。
全行程を全て見せてくれて「どのブラシを使うのか?」「レイヤーは何モードで塗るのか?」
さらにイラストのデータの配布や、全ての方ではないですがブラシの配布もあります。
塗り方というのは自分で発見しようとするとかなりの時間がかかってしまいます。
しかし、自分の好きな絵師さんやすごいと思っている絵師さんを参考にすることで塗りを効率的に覚えることができます。
この技法書を詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください
- キャラ塗り上達術 決定版のレビュー!こんな技法書見た事ない
- キャラ塗り上達術 決定版のレビューです。今までの技法書とは一線を画す技法書になっています。キャラ塗り上達術決定板の素晴らしさはどこにあるのかを解説します!
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背景の描き方で初心者におすすめな本
【背景作画 ゼロから学ぶプロの技 神業作画シリーズ】
次は背景を練習するのにおすすめの本を紹介します。
なぜこの本がおすすめなのかというと、背景の基礎を学べるからです。
影の考え方や物の配置の仕方など基礎的だけど高レベルな技法書になっています。
この本を買うべき人は
- 背景の描き方が全くわからない
- 基礎を知りたい
そんな人におすすめです。
この本の特徴は「背景部品を描けるようになれば、組み合わせるだけで背景は描ける」というものです。
確かに背景にあるものを描けるようになれば描けますよね。
私も初めて読んだ時、その視点はなかった!と思いました。
基礎を学びたい人はこの本を買って描けるものを増やす作業をしていったほうがいいと思います!
購入はこちらから!→背景作画 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ【キャラの背景書き方教室】
次はこの本をおすすめします。
この本はキャラと一緒に背景を描くときの描き方にフォーカスして描いていますね。
この本の購入をおすすめする人は
- 背景の描き方がわからない
- 背景を効率的に描きたい
- 他の技法書の説明に物足りなさを感じる
という方におすすめです。
こちらを執筆したのが「よー清水」先生なのですが、よー清水先生も技法書で練習していたことがあったそうなのですが、その時にこのような疑問を持っていたそうです。
「ここどうやって描くねん!」
よくツイッターとかでもいきなり描き方が飛んでいきなりやばい絵になってる過程をよく見ませんか?
説明不足で描き方が100%理解できることが少ないんです。
よー清水先生もそう思っていたらしく、それを払拭したのがこの本です。
なのでこの本は模写に本当に向いていますし、独特の書き方も見ることができるので超おすすめの一冊です。
私も背景はこの本で学んだといっても過言ではないです。
しかもclip studioで使えるブラシも配布されていますので本当に私は重宝しています。
なのでこれから背景に挑戦しようと思っている人はこの本をおすすめします。
購入はこちらから!→「キャラの背景」描き方教室 CLIP STUDIO PAINTで描く! キャラの想いを物語る風景の技術 (Entertainment&IDEA)Photoshopでの描き方を記した技法書も出ています(配布ブラシ付き)のでPhotoshop派の人はこちらをおすすめします。
購入はこちらから!→「ファンタジー背景」描き方教室 Photoshopで描く! 心を揺さぶる風景の秘訣 (Entertainment&IDEA)
イラストの構図や色を学ぶのにおすすめな本
【イラスト、漫画のための構図の描画教室】
構図で学ぶのにおすすめなのはこちらの本です。
この本を購入すべき人は
- 構図がわからない人
- 構図に迷った時にパッと見て選びたい人
こんな人に向いています。
この本は最初の前半部分は構図の基礎を紹介していて、後半部分には構図の種類をカテゴリー別に紹介しています。
例えば、「キャラを目立たせたい」「躍動感をつけたい」など他にも様々な種類があります。
また私がよく使う方法は構図に迷った時に「この雰囲気を描くにはどんな構図がいいかな?」と探してあてはまる構図を使って描いています。
そのような使い方ができるのはとても便利で見切り発車でイラストを描くことができます。
そうするとイラストを描く数が多くなり、イラスト上達の近道になるのです!
なのでテーマを決めてから構図を決めたい人や、構図の種類を知りたいという人はぜひ購入してください。
購入はこちらから!→イラスト、漫画のための構図の描画教室【イラスト、漫画のための配色教室】
この本は色をどんな組み合わせで描くべきかが描かれています。
この本を購入するべき人は
- 配色センスがない
- どんな色を使ったらいいかわからない
こんな人におすすめな本になっています。
私自身、配色センスがなく自分でどんな配色が合うのだろうと研究していましたが、この本を見つけてそれをやめました。笑
この本も上の構図の本と同じで、配色パターンが一ページごとにまとめられていて、この本も配色に迷った時とても重宝しています。
配色の勉強を指定という人はこちらの本の購入をおすすめします。
購入はこちらから!→イラスト、漫画のための配色教室
イラストの技法が書かれている本以外で学ぶ方法
技法書以外にもイラストを学ぶ方法がたくさんあります。
例えば
- イラスト集から学ぶ
- 写真集から学ぶ
- ポスターなどのデザインから学ぶ
- SNSで見つけた絵から学ぶ
学べるものはこの世の中にたくさんあります。
特におすすめなのは「イラスト集」「写真集」から学ぶ方法です。
イラスト集は普段自分が見ないような方のイラストを見ることができます。
自分はどんな画風が好きなのかもわかりますし、それを模写することもできます。
さらには色々な人のイラストがまとめられたイラスト集は「新たな発見」がたくさん眠っています。
自分で描き方を探していくのもイラスト上達の道です。
イラスト集でおすすめなのはやはりこれです。
illustration2019です。
本当に色々な人のイラストが載っていて普段自分じゃたどり着くことのない人ばかりです。
トップイラストレーターの技術をこの本で盗んでみてはいかがでしょうか!
購入はこちらから!→ILLUSTRATION 2019写真集はイラストに通ずるものがあります。
写真というのは流れる時間から瞬間を切り取り作品にする芸術です。
瞬間的描写というのはイラストにも対応可能だと思いませんか?
なので自分が好きな写真家ををSNSで見つけるなりして、その人の作品を漁ってみるのもいいかもしれません。
そこからインスピレーションを受ける可能性もあるので、写真家が撮影した写真を参考にしてみましょう!(丸パクリはダメですよ!)
イラスト上達したいという人はこちらの記事も一緒に見ると参考になるかもしれません。
ここに書いてある方法と技法書を組み合わせて練習すれば上達速度は格段に上がりますよ!
- イラストを一年で爆発的に上達させる方法
- イラストがなかなか上達しない。そんな悩みを抱えている人は多いはず。どうやったら上手くなるのか?私自身の上達経緯の紹介と何をやったかを公開します。
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まとめ
いかがでしたか?
今回はいおすすめのイラストを学ぶ本を紹介していきました。
今の自分にあった本を買って技術向上を目指していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!