イラストを一年で爆発的に上達させる方法

どうやたらイラストが上手くなるんだ!

そんな悩みを抱えた人は多いと思います。実際にどうやったら絵が上手くなるのか?何をしたら魅力のある絵になるのか?

それを解説していきます。

YouTubeにも動画をアップしたので動画が見たい人はこちらをお勧めします!

まずは私がイラストを描き始めた当初の作品をご覧ください。

見せるのも恥ずかしいですね。こんな感じです。デジタルイラストで描き始めてすぐの頃です。2018年5月くらいの作品。

それが一年後はどうなったのか?ご覧ください。

こうなりました。

自分で言うのもなんですが1年でかなり上達したと思っています。

なぜこんなに上達したか、その方法と思考を全て解説します。

最後にイラストの一年間の上達プランも紹介していますのでぜひ最後までみてくださいね!

それでは〜・・・

イラスト上達の一年間の軌跡

まずは「やったこと」と「イラスト」を時期ごとに説明していきます。

まずは最初に出した比較のイラスト。この時期はデジタルデビューということもあり、自分はどのくらいのイラストを描けるのか腕試しのような感覚で描いたものです。

とりあえず思うがままに描きました。

これは「下手だなー」と思ってこの後やったことは

『模写』です。

実際に模写は載せられないので模写が終了した後に描いたイラストがこちらです。↓

だいぶマシになりました。大体描き始めて1〜2ヶ月くらいです。

しかし問題があります。

背景が鬼下手。すごいぼやぼやした印象です。このときはエアブラシを多用していて、あまりリアル感がありません。

そこでやったことが技法書の購入です。その技法書とはよー清水さんの「キャラ背景描き方教室」です。

これは初心者向けにかつプロの技術が凝縮されているので本当にオススメです。この中で模写を数枚行いました。

その後の背景ありのイラストがこちら↓

まだまだですが最初よりだいぶマシになりましたね。

時期的には2018年11月です。

そこからは何をしたか?

神絵師の神絵をひたすら見て共通点を必死に探しました。

「神と言われるものには必ず共通点があるはずだ」と思い、探し当てたものを実際に描いてみるを繰り返しました。

それを繰り返して描いたものたちです。

あとで共通点は列記します。

その後やったことは構図の技法書を描い、イラストを描く際の参考にしています。「イラスト、漫画のための構図の描画教室」という本です。

時期は2019年3月くらいですが、あまり上達していません。実力が停滞しています。

そんなときある言葉に出会います。

「神は細部に宿る」

この言葉を見て「私は今まで細部にこだわったり、丁寧に描くことをしていなかったのでは?」と思いました。そして描いたのが一番最初に見せたイラストです。

これが私のイラストの一年の軌跡になります。

追記:2019年12月のイラスト↓

なぜ自分は上達しないのだろうと思う人はこちらの記事を参考にしてみてください。

この後は実際にやったことの詳細になりますのでお付き合いください。

イラスト上達までにやっていきたこと

概要

イラストの模写
上達のために量をこなす
技法書で技術を盗む
神絵の共通点、相違点を探す←現在も実施中

イラストの模写

まずは模写ですが、大体大きく分けて1年間で3回ほどしています。(枚数カウントではない)

・1回目は人物の模写(計5枚)期間1ヶ月

・2回目は風景の模写(計3枚)期間1ヶ月

・3回目は人物の模写(計5枚)期間1ヶ月

このような内容です。私は「今月は模写するぞ」という期間を決めて、描いている為◯回目という表現を使っています。



「よく模写しなさい!」と口を揃えて言われています。
それはなぜだと思いますか?

その答えは「暗記」です。

模写はただ写すことに価値があるのではありません。模写をしてその描き方を覚えることが目的になります。

どのような角度で、どんな構造で、何を描いて、どこに配置して、そのパターンを手に覚えさせます。何回も描いているうちに自然と上手くなり、早く描けるようになります。

それが模写の目的です。「暗記」もしくは「対象物の解像度を上げる」と言っても良いでしょう。

絵が描けないのは頭の中ではっきりとしたものが浮かんでいない(解像度が低い)状態になります。
しかし模写を繰り返していくうちにどのような構造になっているのかが事細かにわかるようになります。それが「解像度が高い」状態を指します。


模写の目的は移写すことではなく、「暗記すること」です。

もちろん「暗記」も模写の目的なのですが、基本を抑えることもかなり重要です。
その基本も模写で抑えることができるので、模写でどのような部分を抑えるべきか基本を知りましょう!

上達するために量をこなす

これまで1年間イラストを描き続けてきました。おそらくイラストの数は100枚を超えていると思います。プロの方からしたら当たり前の量かもしれませんが、プロの当たり前の量をこなすことは必要なはずです。

一日7〜8時間は描いています。仕事の都合もありできない日もありますが、どんなに時間がなくても私の場合は3時間なんとか確保しています。

それが無理なら一日1時間でも30分でもいいと思います。とにかく物量をこなしましょう。

技法書でイラストテクニックを吸収

次にやったのは技法書でイラストのテクニックを学びました。

技法書は色々な種類がありますが、基本的に

・人間の構造
・物の描き方
・塗り方

の順に勉強していくのがいいと思います

オススメは

【デジタルイラスト「身体」描き方辞典】

これは主に人物の形や比率を学ぶものです。

これを学ぶとバランスの良い顔を描けたり、体の構造がわかります。初心者にオススメの身体構造の導入本ですね

購入はこちらから!→デジタルイラストの「身体」描き方事典 身体パーツの一つひとつをきちんとデッサンするための秘訣39!!

【背景作画 ゼロから学ぶプロの技 神業作画シリーズ】

続いては背景の本になります。

この本は背景の全体の描き方を解説した後、個別で背景要素を解説しています。

例えば岩の描き方や、夜空の描き方などです。背景は物の組み合わせで成り立っているというスタンスで技法書が進められています。

今まで背景初挑戦の肩に読んでほしい本です

購入はこちらから!→背景作画 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ

【キャラ塗り上達術決定版】

どちらかというと初心者の域を脱した人にオススメの本です。

塗りを極めた本です

この一冊があれば塗りの本はいりません。

それほど素晴らしい本なので購入の検討をオススメします。

プロ絵師の技を完全マスター キャラ塗り上達術 決定版 の詳細はこちらから!

この3つですね。特に初心者にオススメの内容になっています。

技法書を読んだら絶対に上達するわけではありません。

技法書の内容を模して、自分で描いてみることがかなり重要です。
初心者の人なら読むだけで終わらず実際に描いて上達する以外その技法書の技術を盗むことはできません。

描けないうちは時間をかけてものにしていくしかありません。

それをできる人だけが上達します。

もしプロの技術を知りたいというのであれば購入をオススメします!

イラストを上達させるには神絵を見比べろ!

世の中には神絵を描く方がゴロゴロいらっしゃいます。そのような方たちなぜそのような絵が描けるのか?

神絵師だって最初は下手だったはず。どんな要素を描けば神絵を描けるようになるのか。これは上手くなるためには必須ではないでしょうか?

あくまで主観ですが、神絵師の絵を見比べ、共通点やその特徴を下に羅列します。

それぞれの詳細はいずれ記事にします。

イラストに使う色の組み合わせ

イラストに使われている色に一定の特徴がありました。

それを上げていきますね

・紫×青
・紫×黄
・白×ピンク
・水色×ピンク
・青×黄×白
・オレンジ×青
・赤×青×黄
・暖色×寒色
・二種類以上の色を使う場合は補色を使う。

このような特徴を発見することができました。

これらをとりえず真似してみましょう!

基本的に反対色や補色が使われたり、私たちがよく目につく色がイラストに使われています。

たとえば一見「赤×青×黄」の組み合わせはごちゃごちゃになるのでは?と思うかもしれませんが、私たちは信号機を見慣れているので、この色に違和感を感じることはありません。

イラストの色合いを勉強するときはイラストをみてもいいですが、広告やデザインされたものも意識的にみてみることをお勧めします。

デザインは何が目立つようにするかをしっかりと考え色やものを配置しているので電車の広告とかをみてください

イラストの構図で上達を考える

次は構図から神絵を比較してみます。

発見した共通点は以下の通りですね。

・光は影の対比で映える
・光の要素は反射、透過、発光
・霧を挟む
・距離感と立体感
・視点誘導
・アオリとフカン
・手抜き部位と描き込み部位
・ストーリー性
・イラストの雰囲気と人物感情の一致
・空気が存在する

他にもっとありますが、実際に上達した期間ではこれらのことを学びました。

基本的に構図はイラストの雰囲気を左右すると考えてもらえれば良いかと思います。

どうすれば雰囲気が良くなるか、魅力的に見えるかを観察していくとヒントを見つけやすくなります。

神絵は組み合わせでできている

ここに神絵は載せられませんが、素晴らしい作品はこれらの要素を巧みに使いこなしています。

例えば、「オレンジの光に青色の影」を使い、「アオリ視点」で、「霧を挟む」などはよく見かけます。

しかしこれだけではどこにでもある絵になってしまいます。神絵師はそこに自分の強みを組み込んでいるのです。

まずは上の要素をを組み合わせて作品を作ってみてください。そして他にも共通点があればぜひコメントよろしくお願いします!

上達させるためにイラストを魅力的に魅せる

「神は細部に宿る」

きっとこの言葉をどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

とても惹かれる言葉です。

しかしこの細部というのは一体どこを指しているのか?以下にまとめてみます。

イラストにキャラクターの性格や過去を設定する

そのキャラクターはどんな性格でどんな生活を送ってきたのかを設定します。
そうすることによってキャラクターの表情や動き、ポーズ、身の回りのものまで事細かに決めることができます。

これの大切な点はイラストのストーリー性だったりします。

主役のキャラは何を感じているのか、どんな性格なのかを設定してイラストを構築することによってイラストにまとまりが出ます。

イラストで状況を説明する

その絵でどのようなことが起こっているのか。

なんでそうなっているのかを設定します。

illustrateとは「説明する」という単語です。なのでイラストを描くときは絵で説明できなければなりません。

さらにこの説明に「何の為」「誰の為に」を設定する必要もあります。

・自分の中にあるものを表現する為に

・企業理念をイラストで説明する為に

・作品の世界観を反映する為に

・消費者のために

など、何を基準として説明するのかがとても重要です。

それに応じた状況を説明することが細部に当てはまると思います。

上達にかなり役に立つシンプルな細かさ

最後は単純に描き込み量の話です。

細部というからには描き込み量も重要です。しかし色々なものを配置すればいいというものではありません。

キャラクターの性格、過去」から連想されるもの。

「状況の説明」するために必要なもの。

これらを使って一つの作品を作っていきます。一見何も関係なさそうに見えるものでも、それがあって初めて絵で説明ができるのです。

なので素晴らしいイラストを描く方は「なぜこれを描いたのか」を聞かれれば必ず答えられると思います。

イラストはこのように構成され、神はこのように宿るのではないでしょうか。

イラストを上達させるための具体的なプラン

イラストを上達させるための色々な要素を紹介してきました。

しかしやはり上達させるためには地道な努力がとても重要なんです。それを踏まえつつ、上達するためプランを紹介します。



まずイラスト上達のために絶対に必要なことは

・集中模写
・まとまった時間をとる
・共通点を探す
・相違点を探す

実際にやっていたのはこの4つしかないので是非やってください。

「集中模写」と「まとまった時間」でイラストを上達させる

模写が良いと言われてもそのほとんどの人が模写の方法を間違えています。
模写は一枚完成したら終わりではありません。同じ絵を最低でも2周はしましょう!
なぜかというと、1回目の模写は見よう見まねでそのイラストを真似て描きます。

完成したら確かに上達はしていると思います。しかし、その人の劣化絵であることに変わりありません。

その人の劣化を描いてしまったと思うのであれば、なぜ劣化になったのかをしっかり考えましょう!

「ここが変だから劣化しているのではないか?」と仮説を5個以上は上げましょう。そして今度はその仮説をどうしたら達成できるかをかんがえましょう。 

たとえば輪郭が変だと思ったらどうしたら輪郭を同じようにかけるか?角度が変なのか?比率が変なのか?それを調べてみましょう。ある程度こうかなというのが固まったら2回目の模写をします。

「なぜイラストが劣化しているのか?」「どうやってその劣化を防ぐか?」を考えてから2回目の模写をやれば、かなりの速度で絵が上手くなっています。

そしてそれを一ヶ月で5回くらい行います。

それが集中模写です。一回で終わらず二周し、さらに違う絵で5回繰り返すと嫌でも一ヶ月で伸びます。


そしてこれを実現させるためにはまとまった時間を取る必要があります。毎日1時間くらいは最低でも欲しいところです。

もっと取れるなら寝食を忘れてやっても構いません。

イラストは描けば描くほど上達速度が上がりますよ!

イラストの共通点と相違点を探す

イラストの共通点、相違点を探すことはかなり重要です。模写では手に入れることのできない意外な共通点が見つかることもあります。

模写は逆に相違点を探す作業といっても良いでしょう。

模写をするときは相違点を、絵を描かない時間は神絵師の共通点を探すと良いでしょう!

ある程度かけるようになってくると模写だけではきつくなってくるのでこの共通点探しはかなり大切になってきますので絶対に行ってください。

イラスト上達計画

イラストを一年間で上達させるプランの例を立ててみましたので参考にしてみてください。

・一ヶ月目:最初に自分の実力を知るためにオリジナルを描く。そして模写をする

・二ヶ月目:模写を一ヶ月続けてまたオリジナルの絵を描いてみる。そこで描けない物を見つけて次の模写期間の準備に取り掛かる

・三ヶ月目:苦手を克服するために模写を行う。苦手の克服は技法書を使って行ったほうが効率的になるので技法書の模写がおすすめ

・四ヶ月目:苦手を拡幅できたかどうかオリジナル絵で確かめてみる。この時点から共通点探しを開始

・五ヶ月目〜八ヶ月目:共通点を一個でも良いので見つけたらをれを描いてみる。描き終わったらまた共通点を見つける。それを繰り返して自分のできることの幅を広げる

・九ヶ月目:ここら辺でふと自分に足りない部分が見え、集中模写を再度開始する

・十ヶ月目:細かく描くことを意識してみる。その世界観を表現するのに必要なものを描いてみる。もちろん共通点探しは続行

・十一ヶ月目:さらに描けないものが明確になるのでオリジナル絵として消化しながら練習していく。

・十二ヶ月目:これ以降は共通点探しをして、試すというサイクルを回し続けます。たまに良いなと思う画風を見つけて模写をして練習し、幅を広げるのも良いでしょう。



こんな感じにイラストを上達させていきます。これは実際に私がやった方法とほとんど変わらないプランなのでぜひ真似してみてください。

もちろん人によって差は出てきますので、どの期間を多く取るかはその人次第です。柔軟に立ち回っていきましょう!

以上説明したことを技法書で行うとかなり上達が早まります。

なのでこちらにおすすめの技法書の記事を貼っておくので参考にしてください。

まとめ

最後にどうすればイラストが上手くなるのかをまとめます。

・模写をして描き方を暗記する

・量をこなす

・神絵の真似をする

・細部にこだわる

皆さんと一緒に技術が構造していけばなと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

About the author: 冬乃春雨