イラストを一年で爆発的に上達させる方法

どうやたらイラストが上手くなるんだ!

そんな悩みを抱えた人は多いと思います。実際にどうやったら絵が上手くなるのか?何をしたら魅力のある絵になるのか?

それを解説していきます。

私のイラスト上達推移

まずは私がイラストを描き始めた当初の作品をご覧ください。

見せるのも恥ずかしいですね。こんな感じです。デジタルで描き始めてすぐの頃です。2018年5月くらいの作品。

それが一年後はどうなったのか?ご覧ください。

こうなりました。

自分で言うのもなんですが1年で劇的ビフォーアフター。

なぜこんなに上達したか、その方法と思考を全て解説します。

それでは〜・・・

一年の軌跡

まずは「やったこと」と「イラスト」を時期ごとに説明していきます。

まずは最初に出した比較のイラスト。この時期はデジタルデビューということもあり、自分はどのくらいのイラストを描けるのか腕試しのような感覚で描いたものです。

とりあえず思うがままに描きました。

これは「下手だなー」と思ってこの後やったことは

『模写』です。

実際に模写は載せられないので模写が終了した後に描いたイラストがこちらです。↓

だいぶマシになりました。大体描き始めて1〜2ヶ月くらいです。

しかし問題があります。

背景が鬼下手。すごいぼやぼやした印象です。このときはエアブラシを多用していて、あまりリアル感がありません。

そこでやったことが技法書の購入です。その技法書とはよー清水さんの「キャラ背景描き方教室」です。

これは初心者向けにかつプロの技術が凝縮されているので本当にオススメです。この中で模写を数枚行いました。

その後の背景ありのイラストがこちら↓

まだまだですが最初よりだいぶマシになりましたね。

時期的には2018年11月です。

そこからは何をしたか?

神絵師の神絵をひたすら見て共通点を必死に探しました。

「神と言われるものには必ず共通点があるはずだ」と思い、探し当てたものを実際に描いてみるを繰り返しました。

それを繰り返して描いたものたちです。

あとで共通点は列記します。

その後やったことは構図の技法書を描い、イラストを描く際の参考にしています。「イラスト、漫画のための構図の描画教室」という本です。

時期は2019年3月くらいですが、あまり上達していません。実力が停滞しています。

そんなときある言葉に出会います。

「神は細部に宿る」

この言葉を見て「私は今まで細部にこだわったり、丁寧に描くことをしていなかったのでは?」と思いました。そして描いたのが一番最初に見せたイラストです。

これが私のイラストの一年の軌跡になります。

この後は実際にやったことの詳細になりますのでお付き合いください。

模写

まずは模写ですが、大体大きく分けて1年間で3回ほどしています。(枚数カウントではない)

・1回目は人物の模写(計5枚)期間1ヶ月

・2回目は風景の模写(計3枚)期間1ヶ月

・3回目は人物の模写(計5枚)期間1ヶ月

このような内容です。私は「今月は模写するぞ」という期間を決めて描いている為、◯回目という表現を使っています。

そして「よく模写しなさい!」と口を揃えて言われています。それはなぜか?

その答えは「暗記」です。

模写はただ写すことに価値があるのではありません。模写をしてその描き方を覚えることが目的になります。

どのような角度で、どんな構造で、何を描いて、どこに配置して、そのパターンを手に覚えさせます。何回も描いているうちに自然と上手くなり、早く描けるようになります。

それが模写の目的です。「暗記」もしくは「対象物の解像度を上げる」と言っても良いでしょう。

絵が描けないのは頭の中ではっきりとしたものが浮かんでいない(解像度が低い)状態になります。しかし模写を繰り返していくうちにどのような構造になっているのかが事細かにわかるようになります。それが「解像度が高い」状態を指します。

模写の目的は移すことではなく「暗記すること」を忘れずに行ってください。

単純に量をこなす

これまで1年間イラストを描き続けてきました。おそらくイラストの数は100枚を超えていると思います。プロの方からしたら当たり前の量かもしれませんが、プロの当たり前の量をこなすことは必要なはずです。

一日7〜8時間は描いています。仕事の都合もありできない日もありますが、どんなに時間がなくても私の場合は3時間なんとか確保しています。

それが無理なら一日1時間でも30分でもいいと思います。とにかく物量をこなしましょう。

神絵の定義を考える

世の中には神絵を描く方がゴロゴロいらっしゃいます。そのような方たちなぜそのような絵が描けるのか?

神絵師だって最初は下手だったはず。どんな要素を描けば神絵を描けるようになるのか。これは上手くなるためには必須ではないでしょうか?

あくまで主観ですが、神絵師の絵を見比べ共通点やその特徴を下に羅列します。

それぞれの詳細はいずれ記事にします。

色の組み合わせ

・紫×青

・紫×黄

・白×ピンク

・水色×ピンク

・青×黄×白

・オレンジ×青

・暖色×寒色

・二種類以上の色を使う場合は補色を使う。

構図

・光は影の対比で映える

・光の要素は反射、透過、発光

・霧を挟む

・距離感と立体感

・視点誘導

・アオリとフカン

・手抜き部位と描き込み部位

・ストーリー性

・イラストの雰囲気と人物感情の一致

・空気が存在する

神絵はこれらを組み合わせてできている

ここに神絵は載せられませんが、素晴らしい作品はこれらの要素を巧みに使いこなしています。

例えば、「オレンジの光に青色の影」を使い、「アオリ視点」で、「霧を挟む」などはよく見かけます。

しかしこれだけではどこにでもある絵になってしまいます。神絵師はそこに自分の強みを組み込んでいるのです。

まずは上の要素をを組み合わせて作品を作ってみてください。そして他にも共通点があればぜひコメントよろしくお願いします!

神は細部に宿る

きっとこの言葉をどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

とても惹かれる言葉です。

しかしこの細部というのは一体どこを指しているのか?以下にまとめてみます。

キャラクターの性格や過去

そのキャラクターはどんな性格でどんな生活を送ってきたのかを設定します。そうすることによってキャラクターの表情や動き、ポーズ、身の回りのものまで事細かに決めることができます。

状況の説明

その絵でどのようなことが起こっているのか。

なんでそうなっているのかを設定します。

illustrateとは「説明する」という単語です。なのでイラストを描くときは絵で説明できなければなりません。

さらにこの説明に「何の為」「誰の為に」を設定する必要もあります。

・自分の中にあるものを表現する為に

・企業理念をイラストで説明する為に

・作品の世界観を反映する為に

・消費者のために

など、何を基準として説明するのかがとても重要です。

それに応じた状況を説明することが細部に当てはまると思います。

シンプルに細かい

最後は単純に描き込み量の話です。

細部というからには描き込み量も重要です。しかし色々なものを配置すればいいというものではありません。

キャラクターの性格、過去」から連想されるもの。

「状況の説明」するために必要なもの。

これらを使って一つの作品を作っていきます。一見何も関係なさそうに見えるものでも、それがあって初めて絵で説明ができるのです。

なので素晴らしいイラストを描く方は「なぜこれを描いたのか」を聞かれれば必ず答えられると思います。

イラストはこのように構成され、神はこのように宿るのではないでしょうか。

まとめ

最後にどうすればイラストが上手くなるのかをまとめます。

・模写をして描き方を暗記する

・量をこなす

・神絵の真似をする

・細部にこだわる

皆さんと一緒に技術が構造していけばなと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

About the author: 冬乃春雨