【光の描き方】背景を魅力的にする方法!

みなさんこんにちは
光が眩しい顔をするとニヤケててキモいと言われる冬乃春雨です。

今回は光の描き方について解説していきたいと思います。

「光の描き方がわからない」

「光でなんかぼやける」

「光を描くとき合成モードは何を使えばいいかわからない」

「光ってどんな形で描けばいいの?」

光は背景イラストを印象的に、魅力的に見せてくれる最高の概念です。

光を上手く描けるだけで背景の魅力はグッとあがります。

しかし上記の悩みがあって光を描きたいのに描けないという方は多いのではないでしょうか?

そんな悩める子羊さん達に肩幅ゴリラおじさんが光の描き方を解説していきたいと思います。

それでは〜・・・

背景に光を描く時の悩み

光を描く時の悩みはおそらく以下の通りでしょう。

  • 背景がなんかぼやける
  • 光を描く時合成モードは何を使えばいいかわからない
  • 光の形の種類を知りたい
  • 光の描き方がわからない

だいたいこんな感じではないでしょうか?

まずはこれらの悩みを解決していきたいと思います。

光を描くとぼやける

これは光を描こうと思った時に最初に陥るミスです。

背景イラストを始めたばかりの人ほどこのミスに陥ります。

そのミスは何かというと

「エアブラシの不透明度を下げない」

ことです。

エアブラシの不透明度を100%で背景に光を描いていませんか?

「100%で描いてない!」っていう人いますがエアブラシの不透明度は最低でも40%にはしておいてください。

私はいつも30%以下にして光を描いています。

不透明度を30%くらいにするとこのような光を描くことができます。

光を描いて魅力的なイラストにするためには光の加減がとても重要なのです。

光が強すぎてもダメ、弱すぎてもダメ。

しかもこの世に存在する光は太陽光だけではありません。電気の光もあります。

基本的にぼやけてしまう人は「電気の光」や「弱い光」の描き方に問題があります。

「電気の光」「弱い光(月光や星明かり)」を描くときはブラシサイズと不透明度を細かく調整して光を背景に描く必要があります。

例えば星明かりの背景を描く時にエアブラシで夜空全体をなぞると星が光っているのではなく、夜空がぼやけて見えてしまいます。

あとはビルの光なども一緒です。

部屋の中が光っているのに外観にまで光が届いてしまうのはおかしいです。

「電気の光」や「弱い光」は必ずブラシサイズを調節して光っている物の周りだけや光が届く範囲を考えて描いてみてください。

光を描く時どの合成モードを使えばいいかわからない

正直にいうと、「この光にはこの合成モードを使えばいい!」というのはありません。

ではどのように決めるかというと、光を描いたら一つずつ合成モードを変更しながら描いていく他ありません。

私が背景に光を描く時によく見比べる合成モードは「焼き込み・発光」「オーバーレイ」「加算・発光」「ソフトライト」「ハードライト」「ビビットライト」「スクリーン」です。

この中でもよく使うのは「加算・発光」「オーバーレイ」「焼き込みカラー・発光」「スクリーン」で光を描いています。

これでも微妙な時は他の合成モードに手を出したり、新規レイヤーを作って重ねてみたり、一番上にレイヤーを作ってみたり試行錯誤をします。

その結果魅力的な光が描けるようになります。以下はその一部の例です。

光を印象的に見せる背景の描き方

ここでは光を印象的に見せる方法について解説していきます。

結論から言うと

光を印象的に見せる背景の描き方はは影を描き込むことです。

イラストにおいて影は最も重要だと考えています。

影についての記事を下に貼っておきます。興味のある人は呼んでください。

影があまりない背景の光は綺麗に見えません。(以下例)

背景に光を描く上で最も重要なのはどれだけ背景と光にコントラストをつけるかです。

暗い背景があって初めて光が魅力的に、綺麗に描くことができます。

光を描くために背景のどこに影を描けばいいかを説明していきます。

手前に影を落として光を奥に描く

手前というのは近景のことです。

一番見せたい部分を目立たせるためにあえてその手前の物を暗くしています。この例で行くと「左上の天井部分」がそれに当たります。

また、このイラストでいえば「畳や廊下」部分にも影をつけて差し込む光を目立たせています。

逆光

これはよく使われる手法ですが、後ろから光を差し込みそのほかの物に影を描いて背景やキャラを魅力的に見せる描き方です。

瞬間を切り取って迫力のあるイラストに仕上がります。

逆光を描くときは、全て乗算で塗りつぶしその上から目のハイライトを発光させるとさらに迫力がつくのでやってみてください。

奥に影、手前に光を描く

(画像がありませんでした。)

さっきの手前に影とは反対に奥に影をつけてその手前にある物に光をあてる書き方です。

これは光自体を描くことはできませんが、対象物を発光させたり、後ろの物より明度の高い色を使うことによって表現できます。

明度を下げて光を指す

背景の明度を下げることによって光が印象的になります。

このイラストのように背景の空の色を暗くすると光が生きてきます。もしこれが爽やかな青空だった場合光を差し込ませるとのっぺりとした雰囲気のイラストになってしまいます。

全ての明度を下げる必要はありません。一部を下げることで効果を発揮します。

暗闇に光を置く

最後は影ではなく、元々暗い中に光を描く背景イラストです。

先ほどまでは明るいだけではダメだということを言ってきましたが、暗いだけでもダメです。

一部に光や明度の明るい部分を作ることによって印象的なイラストに仕上がります。

背景に変化をつける光の種類

光の種類を理解することで色々な魅力の背景を描くことができます。

だいたい私は5つの光を使い分けています。

【光の種類】グレア効果

光が不快に感じるほど眩しいことってありませんか?

それをグレア効果といいます。

背景イラストでは加算・発光を使って表現することができます。

【光の種類】レンズフレア

レンズフレアはカメラで撮影した時に主に発生する光です。

太陽の光や、エンジンの光など、強い光が発生している時に描くと背景が魅力的になります。

【光の種類】光の線

光が窓から差し込んだり、モノとモノの間から光が差し込んだりする時に使えるのが光の線です。

雲の隙間から見える光はエンジェルラダーという光の現象になります。

【光の種類】逆光

逆光は主にキャラの魅力を大幅に上げてくれる光です。

もちろん背景イラストで使っても絶大な効果を発揮します。

何か物足りないと感じたときは逆光を使うと魅力的になります。

【光の種類】柔らかな光

スクリーンモードに不透明度を下げたブラシで光を描くと柔らかな光を描くことができ、背景全体の印象も柔らかくなります。

いちばん凡庸性が高い背景の光の描き方になります。

背景に使える光の性質を理解する

光の性質によってこの世に現象をも取らしているものが多くあります。光の性質を知れば背景にもその現象を描くことが出来るので読んでみてください。

光は多くの性質を持っています。

反射、吸収、透過、屈折、散乱、分散、干渉があります

  • 「反射」は平らな物にあった際に光が跳ね返ります。水面鏡はこの反射の性質が働いたものです。
  • 逆に「吸収」は光自体を物体が吸収し、熱を帯びます。
  • 透明なものに光が当たった時はそれを「透過」し、光が通過する。
  • 「屈折」は目の錯覚でものが曲がっているように見えます。
  • 「散乱」は凹凸があるものに当たった際に様々な方向に光が散乱します。夕焼けがその原理です。
  • 「分散」は光をプリズムというガラスなどの三角柱に当てると7色に光が分かれます。空気中の水分がプリズムの役割を果たし虹となって7色に見えるという原理です。
  • 「干渉」は光と光がぶつかり合うことによってできる現象です。シャボン玉にできる美しい模様は光の干渉によってできています。

このように光には様々な性質があり、背景に色々な現象を引き起こします。

これらの性質を利用して自由に光を使いこなすのも面白そうですよね。

例えば「分散」や「干渉」の現象を空気中だけでなく、塀などの無機質な人工物に虹色を施すのも面白そうです。

光の性質を利用すればこのように存在しない現象を描くことができるので是非覚えてみてください。


背景に光を描く方法は色々あります。

自分で背景が魅力的に見える光の描き方を研究してみてください。

このブログでは他にも色々なイラストの描き方の記事を更新しています。

よかったらみてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

今回は背景イラストを魅力的に見せる光の描き方を解説していきました。

光を印象的に見せるためには

「影や明度の低さによって決まる」ということになります。

光を差し込んだり、何かを光らせるときは上記のことを意識してイラストを描いてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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