みなさんこんにちは
春が大好き冬乃春雨です。
「桜を簡単にリアルに描く方法ってない?」
「一枚一枚線画するのはめんどくさいから簡単な方法を知りたい」
そんな方に今回は桜の描き方を解説していきます。
前回の「木の描き方」で描いた木の幹を使って桜を描いていきます。
気になる方はこちらの記事も見てくださいね!
- 【超簡単】木の描き方!?
- 背景を描く時って何をどこから描いていいのかわかりませんよね。だから今回は背景でもよく描かれる木の描き方を解説していきます
-
続きを見る
YouTubeでも解説してるので動画がいい人はこちらを見てください!
それでは〜

目次
桜を描く上で大切なこと
桜を描く上で大切なことがいくつかあります。
- 桜の木全体の形を意識すること
- 桜を一枚一枚描かないこと
- 背景を暗くすること
この三つが桜を描く上で大切なことになります。
これを守ればこんな感じの桜の絵を描くことができますよ!

ではなぜこの三つを守らなければいけないのか理由を解説します。
桜の木全体の形を意識する
なぜ桜全体の形を意識しなければならないかというと、桜の形を多くの人は勘違いしているからです。
桜の絵でよくあるのが丸くモコモコした桜を描いている絵です。

確かにデフォルメされた桜を描く時は雲のような桜でも問題ありません。
しかしリアルに描くのであればしっかりとした形をとらなければなりません。
桜の本来のシルエットはトゲトゲしています。

なので桜は必ず枝に沿わせて描いていってください。
桜の花を一枚一枚描かない
桜の花を一枚一枚描いてしまうと情報量が多くなり、どこを見ていいかわからなくなります。
特にキャラクターや他に注目させたいものがあるのだとすれば視線が散ってしまいまとまりのないイラストになる可能性が高いです。
なのでよく見える箇所以外は桜の花ではなく、ピンク色の点を打って描いていきます。
桜を描くときは背景を暗くすること
先ほど見せたイラストの空の色は明度の低い水色を使っています。

なんで桜を描く場合は背景を暗くしなければいけないか?
それは桜の色が白っぽいので空の色や明るい色と同化してしまうからです。
そうすると桜が描いてあるのかわからなくなってしまうんです。
もちろん暗くするしなくても桜の奥に山やビルを挟んで、桜の形をわかりやすくする方法もあります。
なので一概に暗くすべきとは言えませんが、桜の輪郭をはっきりさせるために必要なものと思ってください。
桜の描き方
それでは早速桜の描き方を解説していこうと思います。
この桜を描く工程は
- シルエットを描く
- 桜の花を描く
- 影・空気・光を描く
この三つになります。
順番に解説しているのでぜひ一緒に描いてみてください!
桜のシルエットを描く
まず桜を描く前に背景を黒にしておきます。(木の幹の描き方は他の記事に書いてありますのでこちらをご覧ください)
- 【超簡単】木の描き方!?
- 背景を描く時って何をどこから描いていいのかわかりませんよね。だから今回は背景でもよく描かれる木の描き方を解説していきます
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背景を黒くすることで桜がどうなったいるのかわかりやすくなります。
それでは桜を描いていきます。
最初に木の背面の桜を描いていきます。
ピンクを取り、木の枝に沿って桜を描いていきます。

ここで意識するのは先ほど言った桜全体の形を意識してください。
こうではなく

こっちです

以上の通りに桜は必ず枝に沿わせて描いていってください。
また桜を描く時はポンポン色を置くように描いていきましょう。ペンをベターとなるのはNGです。
細かい葉や花を描く時はポンポン描くと良いです。
次に木の手前側の桜を描いていきます。
やることはさほど変わりません。
さっきよりも薄いピンクを取り、またポンポン色を枝に沿って乗せていきます。

背面の桜を少し見えるように描いていきましょう。

それではペンを小さくして細かく桜を描いていきます。
色はさらに白に近づけてください。ギリギリピンクと言える程度です。

そして枝ばかりに桜を描いていると幹の方が寂しくなってしまうのでここにも少し桜を描きます。

光源を意識して光に当たっている桜を描いています。
全て描き込む必要はありません。今回は光源が右上にあるので、ムラを作るように桜の花を描きます。
ここの工程では全体に描きもうとする必要はありません。
あくまで光の当たる部分を想定して桜を描きます。
桜の花を描いてコピペする
さて今度は細かい作業になります。
桜の花を一枚一枚描いていきます。
めんどくさ!
と思いましたか?
しかしデジタルではそのめんどくさい作業をカットできます。
そう、コピペならね。(ドヤ顔)
はい、ということで早速描いていきまーす
用意する素材はこちら
- 桜の花びら×5
- 雌しべ雄しべ
- 桜の花の根元
それを好きな角度で描いていきます。桜の花の色は白で構いません。
それを四つ用意します。
さらに別の方向を向いた四つの塊を四つ用意します。

計16個の桜の花を描きます。
それをコピペして違う形の桜の連なりを作ります。順番を変えながら同じにならないように四つ用意します。

それを木の枝に合わせ、不自然にならないようランダムにコピペしていきます。

だいぶ桜の木らしくなってきましたね。
あとは不自然なところに桜を少し足したり引いたりして形を調節していきます。
影や空気、光を描く
最後の工程です。
影を光源に合わせて描きます。
乗算レイヤーをクリッピングし少しくらい薄ピンクで影を描いていきます。ブラシの不透明度も30〜40くらいに下げてください。

光源に合わせて影を薄く乗せます。
桜の下の方に空気を描き込んでいきます。
オーバーレイレイヤーを作成し空の色をエアブラシで塗ります。
今回は背景が黒なので青空を仮定して青色を塗っていきます。

気をつける点はエアブラシの不透明度を落とさずに描いてしまうと微妙になってしまいますのでは透明度をしっかり落とします。
柔らか消しゴムで空気の形を整えます。
少しくすんでいるのでオーバーレイで薄い赤をエアブラシで光を塗っていきます。
この時も不透明度は下げましょう。

これで桜の木は完成になります。
これをいくつか描くとこのような感じの絵になるのでぜひ挑戦してみてください!

他にも描き方の記事を投稿しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は桜の描き方について解説していきました。
桜の描き方には様々なものがあると思いますのでいろんな人の描き方を調べてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!